さあもうすぐ夏休み。
塾業界はここぞとばかりに夏期講習押し。
先日は中学生の保護者の方から、
「ある塾では夏期講習だけで100コマ位取らされて30ン万円かかる」
なんて話も。んなアホな。
ここで私宮池が思う注意点
「①学校・塾の夏期講習を取り過ぎることなく、②能動的に勉強しよう(暗記を徹底しよう)」
①学校や塾に薦められるままに朝から晩まで補習を取る生徒がいます。
お金もかからず、学校がやることなので、保護者や生徒は安心してしまいます。また、塾の夏期講習を多数とる生徒もいます。映像授業などによる一流講師の上手くて楽しい授業を受けて、"勉強ができるようになった気”になっています。 しかし、補習の内容は往々にして問題を解いて説明を受けるという受動的授業。普段と何も変わらない。もちろん、基礎力が十分ある生徒にとっては効果的であると思いますが、多くの生徒にとっては、かけた時間とお金の割には成績は伸びません。 ②時間のたっぷりある夏休みだからこそ、能動的に勉強する、つまり暗記を徹底する(覚えるべきことを覚える時間を自分でしっかりとる)必要があります。
夏休みという長い期間に自分一人だけで勉強を続け、だらけがちな生活リズムを整え、モチベーションを保ち続けることは難しいので、夏期講習や補習を利用してそれらをカバーしていくことは大いに意味のあることでしょう。しかし、すべてを補習・講習に頼るのは本末転倒です。 補習や講習はあくまでも受動的なもの。3割でも記憶に残れば良い方でしょう。これらはあくまでもきっかけに過ぎません。そこで得られたものや自分で勉強していく中ででてきた「覚えるべきことを覚える」ことにしっかりと時間を費やしてください。
まわりの友人がバンバン講習を取ってても不安にならないように。秋以降の飛躍を期待して、夏こそ暗記を徹底して基礎を確立させましょう。それができていないと、秋以降に死ぬほど不安定な状況に追い込まれてしまいますよ。夏休みだからだといって浮足立たないように。
夏休みに浮足立つのはHOPの宮池だけで十分だお\(^o^)/
