今日はいつもと趣向を変えて。
僕が小さかった頃と比べて、
昨今のテレビ番組は面白い番組が減ったなぁ
と思ってしまうわけですが
(あくまで個人的感想です)、
そんな中、テレビ朝日の
「橋下×羽鳥の番組」
は割とお気に入りの番組の一つです。
この番組はいわゆる討論形式の番組で、
「朝まで生テレビ」より
もっと取っ付き易い感じです。
先日の放送では、
2ちゃんねるの創始者である
「ひろゆき」氏が出演し、
杉村太蔵氏とトークバトルを
繰り広げていました。
その中で、杉村氏がひろゆき氏の
番組出演時の服装
(アンダーシャツの上にラフなシャツ、ハーフパンツとクロックス)
を指摘する場面があったんですが、
当人はまったく気にしていない様子。
それどころか
「スーツでもそうでなくても言う内容は変わらない」
とか
「他人に迷惑かけなければいいと思ってる」
とか言う始末 笑
これに、杉村氏は唖然。
僕も昔は
「〜すべき」「〜であるべき」
などのような「べき論」で頭の中が支配されていましたが、
最近はいろんな考え方があるんだなと思うようになりました。
だから別に賛成でも反対でもないんですが、
ただ一つ思ったのは、この「べき論」というのは実は
生き方のマニュアルなんじゃないか
ということです。
日本人の国民性には、
大多数の意見にとりあえず合わせておく
みたいなところがありますよね。
そうすれば周りから浮くこともない。
それがいつの間にか「こうあるべき」というところまで変化し、
少数派のすることに違和感を覚えるのかなと。
でもじゃあなんでマナーや風習を守る必要があるか
と少数派に言われると、意外と答えられないんでしょうね。
盲目的に信じてしまっている部分が少なからずあるからです。
ひろゆき氏のような人は、
そういう根拠のない事や納得のいかない事を
ただただしたくないだけなのかもしれません。
(もちろんすべてのマナーや風習に根拠がないと言ってるわけではありません)
そう考えると、
マナーや風習を守る人は生き方としては受動的で、
そういうのを気にしない人は結構能動的に生きてる?
と思うに至りました。
もちろん今のはかなり極論ですけど。
今は自分からアクションを起こしたもん勝ち
みたいな世の中になっていますが、
実は「勝ち組」になるのはそんな少数派なのかもしれません。