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執筆者の写真Onuma

日本シリーズに見る教育・指導のあり方


プロ野球日本シリーズ第6戦は

日本ハムが広島を完膚なきまでに叩き潰し、

見事日本一となりましたね。

ジャクソン投手は今日眠れないだろうなぁ・・・苦笑

さて、先日も書きましたが、

今回の両チームの興味深い特徴として、

外国人以外のスタメンがほぼ全員生え抜きの選手だということです。

(黒田投手や新井選手は一度カープを離れていますが、

再びカープに戻ってきているので生え抜きにカウントすることにします)

しかも、ドラフト3位以内の選手がきっちり活躍してるんです。

一見すると当たり前のように思えますが、

獲った選手が期待通り活躍するならどこでも優勝候補になるわけで。

僕が広島や日本ハムが凄いなと思う点は以下の3つです。

① スカウトの目が確かで、チームの育成能力が高い

② 選手がへこたれず真面目に練習する

③ 監督と選手の間に信頼関係が構築されている

僕は少年野球しかしてこなかった素人なので

これ以上は何も言えませんが、

ただ、両チームを見ていると

教育現場に通ずるものがあるなぁと思ってしまいました。

特に監督と選手の関係です。

昔(僕が小学生だった90年代)のプロ野球は、

中日の星野監督やヤクルト・阪神の野村監督、

ロッテの金田監督のように

選手に恐れられる監督が多かったように思います。

学校の先生もそうでしたよね。

中学校の先生なんて、

見せしめのために同級生をボコボコにしてましたもん。

ところが、今回の広島・緒方監督や日ハム・栗山監督は

そういう監督とは対照的です。

特に印象的だったのは、監督の役割が

「選手たちの親分」

というよりはむしろ

「チームがうまくまとまるようにマネジメントする裏方」

のように感じたことです。

教育現場でも、

今必要とされているのは

生徒を引っ張っていく力ではなく、

生徒の自立を助ける力だと言われています。

つまり、主役は先生であってはならず、

あくまで子どもたちでなければなりません。

先生の存在感はなるべく小さくならなければならない

のです。

まぁ、緒方監督と栗山監督はメディアでは存在感バリバリですがね 笑

試合の中ではあまり目立っていません(いい意味でね)

今年の日本シリーズは

例年になく面白かったです。

こりゃ当分阪神の優勝はないですね(涙目)


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