一昨日、冬期講習を
無事に終えたHOPですが、
そうこうしているうちに
今週末はセンター試験ですね。
HOPの高3生や浪人生も
もちろん受けるわけですが、
なんとか全力を尽くしてほしい
なと思っています。
しかし、
センター試験といえば
「最大で丸2日間という長丁場」
「時期的に天候が荒れやすい」
「とにかく緊張する」
と、
受験生にとってはナカナカに
酷な環境下で受ける試験です。
この鬼門をクリアするため、
試験当日はどう過ごせば良いか
それを今日はお伝えしたいと思います。
1科目、1問に固執しない
センター試験において、
かなり重要な問題の一つが
時間配分です。
センター試験では
それほど極端に難しい問題は
出題されないので、ある程度の
力を持った受験生ならば
時間さえかければ
8割から満点近く
取れるぐらいの難易度です。
しかし、これは逆に言うと
落とし穴にもなり得ます。
ぱっと見では
「解けそう!」
と思い、手をつけたものの
微妙に答えが出ない。
でもあとちょっとで
解けそうな気がするから
粘ってみるものの
やっぱり解けない。
これを繰り返していると
簡単な問題に割く時間がなくなり、
大失敗の元になるわけです。
僕はいつも生徒に
「センター試験は本能と理性の闘い」
と言っています。
本能=「解けそうだから解きたい!」
理性=「時間配分を厳密に守ろう!」
です。
冷静に考えてみてください。
センター試験では満点を取る必要は皆無です。
あの天下の東大理Ⅲを受かる人間ですら
満点を取る必要はありません。
あくまでも
「トータルで自己ベストが出れば良い」
んです。
そのためには
1問1問に拘らない。
そして、
1つの科目が終わったら
どれだけ手応えが有っても無くても
終わったことは忘れる。
次の科目に気持ちを切り替える。
休み時間に友達と
答えを確認し合うなんて論外ですからね!
糖分の補給
普段の勉強や
学校で受ける模試とは違い、
センター試験はとにかく疲れます。
しかも、テストとテストの間の
休憩時間は、
短いときでも50分ほどあります。
このような中で
集中力を保ち続けるためには
糖分の補給が欠かせません。
僕がいつも
生徒にオススメしているのは
飴とチョコです。
特に頭がぼーっとする午後は
休み時間に一つだけ口に入れると
いいでしょう。
なお、お昼ご飯の食べ方ですが、
一度に全部を食べてしまうよりは
各休憩時間に少しずつ食べる方が、
極端な満腹や空腹を避けやすいです。
体温調節のしやすい格好で
センター試験が実施される時期は、
冬の中でも
かなり天候が荒れやすいです。
実際、今年度も
今日現在では曇りか雨の予報に
なっています。
となると、
当然会場は暖房がしっかりと
効いているかと思いきや・・・
実は、暖房の効き具合は
会場によってマチマチなんです。
会場のスタッフの方の
さじ加減なんでしょうか。
「あまり暖房が効いておらず、
足元がとても冷えた」
と嘆く生徒もいれば、
「暖房が効きすぎて
頭がぼーっとした」
という生徒もいました。
こればかりは
会場に行ってみないと
分かりませんので、
受験生のみなさんは
「着脱のしやすい格好」
「カイロの持参」
「ひざ掛けの持参」
などを念頭に置いて
会場入りしてほしいと思います。
ということで、
センター試験に向けて
気をつけてほしいことを
いくつか紹介しました。
あとは、
みなさんの努力の成果を
存分に発揮するだけです!
頑張ってきてください!