の大沼ですが,
語学特有のイレギュラーさに
悩まされっぱなしです。
今日は「with」が
「~とともに」
という意味だけでなく
「~を離れて」
という正反対の意味ももつ
というところに
悶絶していました。
どうやら
だそうで,
いやいや,
それならそれで,
「~とともに」
はどっから来たんや
という悩みがまた発生するわけで。
誰か教えてください。
ところで,
ことばといえば,
日本語の古文単語は
昔と今で意味が正反対なものに
なってしまっているものもありますよね。
例えば
「あはれ」ということばは,
昔は「情緒が深い。かわいい。悲しい。愛情。悲哀。」
という意味だったのが
今は「かわいそうである。悲哀。」
と,ネガティブな意味だけになっています。
まぁ,昔もネガティブな意味合いは
あったみたいですが,
どちらにしても
一つのことばが
正反対の意味を同時に有する
というところに不思議さを感じます。
もちろん僕は
国語に関しては
ドドドド素人ですが,
なぜこのようなことが起きるのか,
ド素人なりに考えた結果,
二つの仮説に辿り着きました。
まず1つ目は
「程度の大きなものにとにかく使う説」
です。
最近だと,「ヤバい」ですかね。
以前は悪い意味でしか使わなかったのが
美味しい料理を食べても「ヤバい」
感動的な映画を観ても「ヤバい」
良い意味でも使われだしました。
そして2つ目は
「皮肉説」
です。
例えば,
「あなたは賢いねぇ」
と言われても,
皮肉で言っているように
聞こえることってありますよね。
よく,英語の宮池も
「あの人はほんま,すごい人や・・・」
と言っているのですが,
基本的に尊敬の念はこもっていません。
ことばって難しいですね。