最近,こんな本を買ってしまいました。
旺文社が出している
「現代文標準問題精講」
という参考書です。
いや,別に
国語も教えようとか
そんなことを
考えているわけではなく,
ただただ教養として,
読書用として買ってみました。
英語の勉強を始めて分かったこと
この本を買うに至った経緯は,
今行っている英語の勉強にあります。
大学時代に個別指導の塾で
英語を教えて以来,
約13年ぶりに英語を再び
真面目に勉強しだしたわけですが,
如何せん単語や熟語など,
知らない単語,忘れてる単語が多すぎて
読めない読めない。
逆に,すらすら読める難易度の英文は
例えば「book」を「本」と
イチイチ日本語に変換しなくても
頭に入ってくるんですよね。
つまり,それぐらい身体に染みついてる。
だから,ある英単語に対して
日本語にイチイチ変換しないといけないぐらい
身体に浸透していないものが登場すると,
手も頭も止まる。
それがストレスとなり,読めない。
ここ最近,それがよく分かりました。
そして思ったんです。
これは日本語に対してもそうなのではと。
読むスピードは語彙力に比例する?
僕は元々,読書が苦手でした。
母親から
「もっと本を読みなさい!」
と散々言われていたんですが,
どうしても活字の本に手が伸びず,
読むとしても漫画ぐらいでした。
(とはいえ,漫画すら
当時の小学生にしては
読まなかったほうかも)
今となっては本当に悔やまれるのですが,
やはり当時の読書量の少なさがたたり,
僕は本を読むのが遅いです。
そうなると,
本を増々遠ざけるようになり,
読まないから語彙力も上がらないし,
だから久々に読むとまたストレスを感じて,
読まなくなる。
この悪循環はまずいなと。
どこかで断ち切らなければ。
そこで,上記の本の存在を知りました。
著者は,
開成学園で
教鞭をとっていらっしゃる
神田邦彦先生です。
内容は,
過去の入試問題で
扱われた素材文の中で,
特に質の高い文章を
40篇厳選し,
収録したものです。
素材文の分野も多岐に渡り,
この文章を読み込むだけでも
教養として非常に価値があるのでは
と思い,
買ってみることにしました。
読んでみた感想は,
またいずれここに書こうと思います。