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  • 執筆者の写真Onuma

こどもデザイン塾

更新日:2022年3月25日

はじめまして!

デザイナーをしております、林雄三です。


HOP小学生コースの「こどもデザイン塾」を担当させていただくことになりました。

どうぞよろしくお願いいたします。




【小学生・中学生のかたへ】


センスを身につけよう


自分には、絵やデザインの「センス」がないと思いこんでいる子はいないでしょうか?


私は、センスは生まれつきの才能ではなく、あとから身につけることができるものだと思っています。


そしてその方法は、それほどむずかしいものではないので、授業の中でみんなに伝えていけたらいいなと思っています。


ひとつだけ先に書いておくと、一番大事なことは「好きになること」です。


好きこそ物の上手なれ、とは「誰でも好きなことには熱中するし、上手になる」といった意味です。


デザイナーである私と楽しくいっしょに学んで、絵やデザインを好きになり、センスを身につけてみませんか?



デザインはいろんなことに役に立つ?


小学生の自分には、もしくは、自分は大人になってもデザイナーにはならないから、デザインを学ぶ必要はないと思われるかもしれません。


算数や理科など、学校のテスト問題はふつう、「答えがある」問題でつくられています。


でもデザインは、決められた「答えがない」問題に対して、自分なりの答えをもつとても面白い考え方だと思っています。


「答えがない」問題ときいてもピンとこないかもしれませんが、たとえば授業で予定している「ヘンテコな家を考えてみよう」といった問題では、答えはみんな違ってくるはずです。


そしてそのどれもが、自分なりの「正解だ!」と思えるような授業ができたらと思っています。


今からどんなヘンテコな家に出会えるか、私も楽しみにしています。


もしよければ、一度だけでもおこしくださいね。




【保護者の方へ】


香川県の小学生の「自己肯定感」が実は47都道府県で一番低いという結果をご存じでしょうか。


その理由までは定かではありませんが、自分を否定的に見てしまうことは今後の人生の可能性を狭めてしまうことは明白です。


先に記載したとおり、デザインを学ぶことは単に絵がうまくなることではなく、柔軟で豊かな発想と思考をもって、決められた「答えがない」問題や選択肢に対して自分なりに問題を解決したり、選択肢を選ぶことができるようになることだと考えています。


・家で勉強に集中できなくて、その解決方法がわからないときにどうすればよいのか。

・友達と同じ部活の強い中学校に行くのか、友達とは別だけど面白そうな授業をする中学校に行くのか。


今後の人生の中で、こういった問題や選択肢はたくさん出てきます。


その時に「これが自分の正解だ!」と思えるような思考力をもった子が増えると、香川県の小学生の「自己肯定感」は少しでも向上するのではないかと考えています。


近年、デザイン思考という言葉が生まれ、デザイナーの思考方法がビジネスや社会でも役に立つと見直されてきました。


学校の授業や、学童保育の時間ではなかなか得られないデザインの思考方法を、現役デザイナーの私が少しでもお伝えできたらと考えています。


どうぞよろしくお願いいたします。



【開催している講座(一部)】

・自分の名刺をデザインしてみよう!

・ヘンテコな家を考えてみよう!

・ゆっくり落ちるパラシュートを作ってみよう!

・冬でも欲しくなるアイスクリームを考えてみよう!

など


【生徒のアイデアが看板になりました】


「HOPの看板デザインを考えよう」という授業を行った際、生徒が思いついた「とくに、桜井生。」というフレーズを実際の立て看板に採用いたしました。


(下の画像は原案です)





【講師プロフィール】

林雄三 はやし・ゆうぞう


1982年香川県生まれ

附属高松小学校、附属高松中学校、高松高校、神戸大学を経て神戸大学大学院修了。


一級建築士として東京の設計事務所で建築設計に従事したのち、デザイナーとして独立。

独立後は企業などのブランドデザインや、製品や空間のデザインを手掛け、2020年3月に香川県へUターン移住。


GOOD DESIGN賞、東京ビジネスデザインアワード最優秀賞など受賞多数。



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