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  • 執筆者の写真Onuma

成績が良い生徒の特徴とは②

2018/05/19 作成

2019/08/21 更新


将来展望型学習塾HOP高松太田

昨日,

という記事を

書かせていただきました。

成績がよく出る子は

以下のような特徴をもっています。


①志望校が極めて明確で,執着心が強い

②顔を出す日が多い

③集中力が高く,雑音が気にならない

④テストの点数にこだわる

さて,本日は③からです。

何かを覚えるとき,

何かを理解するとき,

高い集中力は欠かせません。

その高い集中力をもった状態に

瞬時に突入でき,

そしてそれが長時間持続できる

このような子はやはり成績も良いです。

具体的にいうと,

例えば

自習開始の号令がかかった瞬間に

私語や飲食をやめ,

すぐにペンが動き出す子は

一気に集中力が上がり,

勉強がはかどります。

一方,

号令がかかったのに

微妙にまだ喋っていたり

休み時間に行けばいいのに

自習が始まってからトイレに行ったりする子は,

「あぁ,勉強したくないんだなぁ」

というのがよく分かります。

あと,誰かが入室したり,

外を救急車が走ったりしたときに

必要以上に顔をそちらに向ける子も

勉強に意識がいっていない証拠だなぁと

思ってしまいます。

集中力が高い子の特徴とその理由

 

ではなぜ,

集中力が高い子・低い子がいるのでしょう。

遺伝的・生理的な理由,

あるいは発育時における環境的要因などは

専門家ではないのでパスするとして,

宮池・大沼目線で見たとき,

集中力が高い子には

2種類のタイプがいることに気付きました。

1つ目のタイプは,

①と関連していますが,

目標やゴールが明確である子です。

これは勉強に限らずですが,

達成したい目標,

なりたい自分がある人ほど

強いエナジーをもっていますよね。

ちなみにこの「目標」は,

高校や大学などの志望校ではなく

単に「前より順位を上げたい」

「友達に勝ちたい」

といったものでもいいと思います。

2つ目のタイプは,

元々集中力が高いほうではないが,

簡単な問題・短い時間から

徐々にレベルアップしていき,

いつの間にか

それなりの集中力が身に付いた子です。

解ける問題が増えていけば,

テストの順位が少し上がったり,

前は嫌いでしょうがなかった科目が

少し楽しくなってきたりします。

そうなると,

欲が出てさらに勉強を頑張れる

という好循環が生まれ,

多少放っておいても

集中力は維持されるようになります。

これに加えて志望校などが

自分の口からはっきり出てくるようになれば

しめたものですね。

ただ,気を付けなければならないのは,

この時期の子どもたちは

身体的にも精神的にも「発展途上」なので,

なかなか大人が思うような成長は

してくれないかもしれません。

したがって,

場合によっては

長い目で見てあげることも大切かもですね。

出来る子は悔しがる

 

さて,最後に④を。

成績が良い子は,

とにかくテストの点にこだわります。

特に,つまらないミスで落としたものは

たった1点でも気に入りません。

なので,

ミスをしたときは

「なぜ正解はこれなのか」

「なぜ自分の答えは間違っているのか」を

納得するまで突き詰めます。

そして,二度を同じミスをしないよう対策します。

実際,彼らは

テストを受けるときも慎重に慎重を重ね,

中間テストや期末テストだけでなく,

HOPの小テストですら

一通り解き終わった後の確認は怠りません。

まぁこれも,

どれだけ周りが

「もっと悔しがれよ!」

といっても無理ですけどね(笑)

大前提:勉強がすべてじゃない

 

ということで,

2回に渡ってお話してきましたが,

最後の最後に言っておきたいのは

「勉強出来る=善,出来ない=悪」

では決してないですからね。

これからの時代,

すべての科目がまんべんなく出来る子より

1科目だけだけど成績がズバ抜けている子,

あるいは勉強とはまったく関係ない分野で

ぶっちぎりの努力が出来る子のほうが

社会的に成功するかもしれません。

最も大切なのは,

子どもたちがいつか

「これだ!」

と思えるようなアツいものを見つけたとき,

継続的かつ高度な集中力で

その目標をクリアできるような

下地を僕らが作ってやることなのでは

と思うのでした。


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