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  • 執筆者の写真Onuma

「センターの数学」と「2次の数学」



将来展望型学習塾HOP(高松太田)センター2次

こんばんは。

最近宮池氏のブログが滞っていますが,

そのうちまた書き出しますので

しばしお待ちを。

今日は,タイトルにあるように

センター数学と2次試験の数学について

大沼が感じることを述べたいと思います。

春先に生徒からよく聞かれるのが

「今はセンターより2次の勉強をしたほうがいいんですか?」

「いつになったらセンター対策を始めるべきですか?」

「2次は数学いらないので,センター形式ばっかりやったらいいですか?」

などです。

もちろん,実際にセンター試験を受けなければならないし,

2次試験で数学を受けるなら

より高いレベルまで勉強する必要があるでしょう。

しかし,私は声を大にして言いたい。

センターと2次を分けて考えるな

と。

数学の苦手な文系の子は,

早ければ夏前からセンター試験の過去問や

センター形式の問題集をひたすらこなすでしょう。

一方,数学が得意な理系の子は,

なんなら年が明けてから

冷やかし程度にセンターの問題を解く(というより見とく)

でしょう。

さて,蓋を開けてみると,

どちらが点数を取っているか。

当然後者でしょうね。

なぜか。

数学に対する理解の深さがまるで違うからです。

センター数学は基本的に誘導形式です。

文系も理系も同じ試験を受けているわけですが,

違うのは

誘導の乗り方

です。

数学が苦手な子は

「誘導されている」

んですが,得意な子は

「誘導されてあげている」

んです。

つまり,苦手な子は

この誘導がどこにつながっているかとか

どういう手順で解かせようとしているかが

分からないんです。

たとえば,

知らない土地を案内される時,

今自分は街の中のどの辺を通っているか

分からないと思うのですが,

知っている土地なら

案内されている状態でも

自分がどこを歩いているか

なんとなく分かりますよね。

歩いている自分を

空から地図を見るように想像できるってことです。

数学が得意な子はこれが出来るんです。

この誘導はこの問題を

どう解かせようとしているのか。

あるいは,解法が複数ある中で,

この誘導はどの解き方なのか。

それがなんとなくでも分かると,

誘導に乗れなくなったとしても

極端な話,自力で解けちゃうんです。

ところが数学が苦手な子からすれば,

誘導が握ってくれていた手を離してしまったら最後,

迷子になり目的地に到着できなくなるわけですね。

じゃあどうすればセンターの点が取れるか。

数学の勉強にどう取り組むべきか。

少し長くなったので,

それは次回に回したいと思います。

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