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  • 執筆者の写真Onuma

模試の受け過ぎに注意!

更新日:2023年9月9日



将来展望型学習塾HOP(高松太田)

2017/09/27 作成

2023/09/08 更新


秋の風が吹きつつある中、受験生にとって悩みどころの一つといえば、模試の受け方でしょう。

模試ってどんな模試をどれぐらい受ければいいんでしょうね。


ということで、本記事では、以下の3つに絞ってお伝えしてまいります。

に絞ってお伝えしたいと思います。

↑気になる項目があれば、それを最優先でお読みください。


※「模試は何を目的として受けるべきか」については、こちらの記事を参考にして下さい。

1.模試は何回受けるべきか

 

そもそも、大学受験の模試の解答形式は、大きく2種類に分かれています。

それは、マーク型(共通テスト向け)記述型(国公立大2次試験・私大向け)です。

この2種類の模試の受け方を、受験生の学力別にお伝えします。


①まだまだ発展途上の受験生(志望校判定D~E)の場合


マーク模試は、8月までで1~2回、9月以降は2~3回

記述模試は、年に2回

で十分です。

むしろ、これより少なくても良いぐらいです。

それはなぜか。

「テスト受けてるヒマがあれば勉強しろよ」だからです。

模試や過去問は、スポーツで言うところの「練習試合」です。

練習試合は、普段の練習の成果を試す場ですから、練習が十分にできていない人、基礎が身についていない人にはほとんど意味がありません。


そんなことに労力を費やすぐらいなら、一つでも多くの単語を覚え、一つでも多くの問題を解く方がよっぽどタメになりますよね。


②志望校に太刀打ちできそうな受験生(志望校判定A~C)の場合


マーク模試は、8月までで1~2回、9月以降は3~4回

記述模試は、年に2回、大学別の模試があれば最低1回

あたりが望ましいです。

判定C以上ということは、基礎はある程度身についている状態と判断していいでしょう。


そうなると、次は「今の自分の実力や順位、まだ勉強が不十分な分野などを把握し、日頃の勉強に役立てていく」フェーズになります。

そのために模試を活用するのは大変有意義なので、無理のない範囲で受験してみましょう。


2.マーク模試はどれを受けるべきか

 

マーク模試と言えば、最も受験者数が多いのがベネッセが行う進研模試とベネッセ・駿台共催のマーク模試です。


中堅以上の進学校のほとんどが必須で受けさせているため、受験者の学力層に幅があります。

また、問題の難易度もやや易しめです。

続いて受験者数が多いのは、河合塾が行う全統マーク模試です。

必須にしている高校はあまりありませんが、学校外で受ける試験としては最も受験者数が多く、大学受験を真剣に考えている層が受けるため、判定の信頼度は高いです。

その他,東進もマーク模試を行っていますが、受験者数はあまり多くありません。

代ゼミはマーク模試を廃止しました。

このような状況の中、一体どの模試を受ければいいのでしょうか。

大沼の個人的見解からズバリ言うと、受験者数の多い試験を受けるべきです。

まず、マーク模試において重要視されがちなのは

①共通テスト本番に似た問題かどうか

②結果(得点、偏差値、判定など)が信用できるか

です。


①については、正直あまり考える意味がありません。

というのも、共通テストは生き物のように毎年いくつかの科目で傾向を変えてきます(前身のセンター試験もそうでした)。

去年までの問題に似せることはできても、今年の問題を完全に言い当てることは不可能です。

また、難易度については、どの会社の模試もさほど変わりませんが、敢えて言えば東進はやや難しめです。


ということで、①を重要視する意味はあまりなく、マーク模試を受ける意義は圧倒的に

②結果(得点、偏差値、判定など)が信用できるか

です。


「結果が信用できる模試」とは、次の2つを兼ね備えているものです。

  • 受験者数が多い

  • 受験者の質が良い


受験者数が多ければ多いほど、共通テスト本番の状況に近くなりますし、きちんと受験勉強を行っている人が受けているほうが、判定の信頼性も高まります。

したがって、マーク模試を受けるなら、ベネッセ・駿台や河合塾の模試が妥当と言えます。

ただし、模試を受ける回数は絶対に調節すべきです。

特に、まだ学力が十分でない受験生は無理に回数を増やすのはやめましょう。

3.記述模試はどれを受けるべきか

 

記述模試は、主に3つのタイプに分かれます。

A. 国公立私立問わず、全大学を対象とするもの

B. 特定の大学を対象とするもの

C. 特定の学部や大学群、受験形式を対象とするもの

A に該当するのは、ベネッセの進研記述模試や河合塾の全統記述模試などです。

比較的スタンダードな問題を、基本レベルから標準+αレベルの問題まで幅広く出題する模試です。

ベネッセの記述模試が高校で必須だったりします。


B に該当するのは、駿台の「東大入試実戦模試」や河合塾の「京大即応オープン」など、難関大学をピンポイントで狙う人のための模試です。

したがって、入試の形式(時間や問題数など)だけでなく出題される問題の傾向なども踏まえてその大学の入試をそっくりそのまま再現したような試験になっています。

この模試を受けるのは自分と同じ大学を受けようとしている、まさに将来のライバルたちなので、そこで出た判定は非常にリアルなものになります。

ちなみに、どの大学の模試も行っているわけではなく、旧帝大(北大・東北大・東大・名大・京大・阪大・九大)や一橋大、東工大、神戸大、広島大などの有名国公立大もしくは早慶などの有名私立大のみになります。


最後に C ですが、これは①と②の中間ですね。

「医進模試」や「難関大レベル模試」など、1つの大学まで絞ったわけではないですが、ある程度受験生を絞った試験になります。

医学部だと「大学名より入りやすさ優先」という受験生は多いので、医学部を狙う層の中で

どれぐらいの位置にいるかを判断するにはこのような模試が良いかもしれません。

さて、そのような中で、私たちはどんな模試を受けるべきなのでしょう。

①まだまだ発展途上の受験生(志望校判定D~E)の場合


ハッキリ言うと、学校で必須になっている進研模試以外に受ける必要はありません。

もし B C のような模試を受けたいのであれば、1つだけにしましょう。

それはなぜかというと、上でもお伝えしましたが、

「テスト受けてる暇があれば勉強しろよ」だからです。

とにかく勉強して、問題に手が付くレベルになってから受けましょう。


②志望校に太刀打ちできそうな受験生(志望校判定A~C)の場合


BC のような模試は、極端に勉強のジャマにならないなら受けてもいいかと思います。

狙いとしては、

〇時間配分の練習

〇答案を作る練習と、答案を見てもらう機会を得る

〇自分の今の立ち位置の確認

などが挙げられます。

なお、これも駿台、河合塾、代ゼミ、東進などが行っていますが、すべてを受ける必要はまったくありません。

会社の違いとしては、こんな感じです。


〇駿台

 進学校や都市部の受験生が受けることが多いため、受験者の質が良い


〇河合塾

 比較的どこででも受けられるため、受験者数が多い

 ただし、誰でも受けられるため、受験者の質にバラつきがある

 判定が若干甘め


〇代ゼミ

 校舎の縮小に伴い、模試の規模も縮小したため、受験者数が激減

 だからか、判定はやたらとカラい


〇東進

 不明(笑)

駿台は地方ではなかなか受けにくいため、上記から総合的にみると河合塾の模試は割と受けやすいかと思います。

ということで,3つの項目についてお伝えしましたが、どの模試を受けるにしても最も重要視すべきは「勉強時間の確保」です。

「模試を受ける=その日の勉強時間が失われる」ということですので、本当に必要な模試のみ受験するようにし、日々の勉強に生かしてください。

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