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【2027年度入試】香川県の私立高校の受験料・授業料はいくら?令和9年度の変更点と、併願校の選び方

執筆者の写真: 大沼宏和
大沼宏和
11 分前
読了時間: 16分
桜の咲く高校の校舎(イメージ)
画像:高校の校舎(イメージ)(撮影:XS Xue/Unsplash/Unsplash License)

※本記事は2026年11月時点の情報(香川県「令和9年度香川県内私立中学校・高等学校の生徒募集要項」、各校の令和9年度募集要項、香川県・文部科学省の就学支援金の案内)をもとに、将来展望型学習塾HOPが作成しています。最終更新日:2026年11月2日

※金額・日程は変更される場合があります(県の資料にも「生徒納入金は今後変更する場合がある」と記載されています)。出願前に、必ず各校の募集要項でご確認ください。

令和9年度(2027年度)の香川県の私立高校入試では、香川県の募集要項によると、5校で受験料が上がり、そのうち2校は授業料(月額)も上がります。また、大手前高松高等学校は募集定員を450人から300人に変更します。

一方で授業料は、国の就学支援金(令和8年度から所得制限なし、私立全日制は年45万7,200円まで)で、ほぼまかなえるようになりました。ただし、受験料・入学金・施設費などは対象外で、自己負担です。だからこそ併願校は、費用よりも校風・クラス編成・大学受験の指導方針で選んでほしい、というのが私の考えです。

この記事では、香川県高松市の将来展望型学習塾HOP(ホップ)共同代表・大沼が、令和9年度の変更点、無償化でもかかる費用、公立高校の合格発表と私立高校の入学手続の日程、そして併願校の選び方をまとめました。私立高校の併願を考えている中3生と保護者の方は、ぜひ最後までお読みください。



令和9年度(2027年度)香川県の私立高校入試で変わる点は?


令和9年度の香川県の私立高校(全日制)入試では、香川県の募集要項によると、高松中央高等学校・英明高等学校・坂出第一高等学校・蓬莱高等学校(旧・藤井高等学校)・四国学院大学香川西高等学校の5校で受験料が上がり、英明高等学校と坂出第一高等学校は月額授業料も上がります。また、大手前高松高等学校は募集定員を450人から300人に変更します。


受験料・入学金・授業料が変わる5校(県の募集要項より)


香川県の「令和9年度香川県内私立中学校・高等学校の生徒募集要項」で、全日制の生徒納入金が変わると書かれているのは、次の5校です。受験料の上がり幅がいちばん大きいのは四国学院大学香川西高等学校で、13,000円から18,000円(5,000円増)になります。


学校

受験料

入学金

授業料(月額)

高松中央高等学校

11,000円 → 13,000円

―

―

英明高等学校

13,000円 → 14,000円

―

33,000円 → 35,000円

坂出第一高等学校

13,000円 → 14,000円

110,000円 → 120,000円

38,000円 → 38,100円

蓬莱高等学校(旧・藤井高等学校)

13,000円 → 15,000円

―

―

四国学院大学香川西高等学校

13,000円 → 18,000円

―

―


※出典:香川県「令和9年度香川県内私立中学校・高等学校の生徒募集要項」(https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/43700/r09gaiyou.pdf)。「―」は県の資料に変更の記載がない項目です。県の資料には「生徒納入金は今後変更する場合がある」と記載されています。蓬莱高等学校の旧校名は、同校公式サイトの「沿革」(https://horai.ed.jp/outline/)によります。

英明高等学校は、受験料とは別に決済手数料がかかります。募集要項では、クレジットカード決済の例で事務手数料440円(受験料と合わせて14,440円)と案内されています。

※出典:英明高等学校「令和9年度 生徒募集要項」(https://eimei.ed.jp/entrance/recruit_2027/index.html)


県の資料で変更の記載がない学校


寒川高等学校・大手前高松高等学校・香川誠陵高等学校・大手前丸亀高等学校・尽誠学園高等学校の5校は、県の資料の全日制「生徒納入金」欄に変更の記載がありません。ただし、これは「金額が変わらない」と確かめられたという意味ではないので、令和9年度の金額は各校の募集要項で確認してください。

なお、令和9年度の全日制の一般入試は10校で行われ、募集定員は10校合わせて3,122人です(県の同じ資料より)。


大手前高松高校の募集定員は450人から300人に


大手前高松高等学校は、令和9年度入試で募集定員を450人から300人に変更します。県の資料の「その他」欄に、「大手前高松高等学校が、募集定員を450人から300人に変更。」と記載されています。

県の資料に、変更の理由は書かれていません。また、2026年11月1日の調査時点では、大手前高松高等学校の公式サイトで令和9年度版の募集要項を確認できませんでした。令和9年度の受験料・日程などは、学校公式の募集要項が公開されてから確認してください。



香川県の私立高校の授業料は無償化で実質いくら?(就学支援金)


私立高校(全日制)の授業料は、国の高等学校等就学支援金で年45万7,200円まで支援され、令和8年度(2026年度)からは世帯年収による所得制限もなくなりました。授業料が月38,100円(年45万7,200円)以下の学校なら、授業料そのものはほぼまかなえる計算です。

え?じゃあ私立高校も「タダ」なの?と思われるかもしれません。授業料については、ほぼそう言っていい状態になりました。ただし「授業料以外」は話が別なので、それは次の章でお話しします。


令和8年度から所得制限なし、私立全日制は年45万7,200円まで


令和8年度時点の就学支援金は、世帯年収に関わらず、私立全日制の生徒の授業料を年45万7,200円(授業料の額が上限)まで支援する制度です。「高等学校等就学支援金の支給に関する法律の一部を改正する法律」が令和8年(2026年)3月31日に成立し、4月1日から施行されました。

文部科学省は、この改正で所得制限が撤廃され、多くの生徒が授業料の支援を受けられるようになったと説明しています。香川県のページでも、世帯年収に関わらず、高校などに通う日本人等の生徒を対象に授業料を支援する制度として案内されています。

※出典:文部科学省 高校生等への修学支援のページ(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/mushouka/index.htm)、香川県 総務学事課のページ(https://www.pref.kagawa.lg.jp/somugakuji/sigaku/keigen/wm2lwo161129132815.html)

※令和9年度(2027年度)の入学者に同じ条件が適用されるかは、2026年11月時点で文部科学省のページに明記されていません。


英明・坂出第一の令和9年度の授業料はまかなえる?(計算例)


英明高等学校と坂出第一高等学校の令和9年度の授業料は、どちらも就学支援金の上限(年45万7,200円)の範囲内に収まります。県の資料にある月額授業料を12か月分にして、上限と比べてみました。


学校

授業料(月額)

年額(月額×12か月)

就学支援金の上限(年45万7,200円)との比較

英明高等学校

35,000円

420,000円

上限の範囲内

坂出第一高等学校

38,100円

457,200円

上限とちょうど同じ


※出典:授業料(月額)は香川県「令和9年度香川県内私立中学校・高等学校の生徒募集要項」(https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/43700/r09gaiyou.pdf)、就学支援金の上限は香川県のページ(https://www.pref.kagawa.lg.jp/somugakuji/sigaku/keigen/wm2lwo161129132815.html)。就学支援金の条件は令和8年度時点のものです。

英明高等学校の募集要項にも、授業料の欄に「就学支援金▲35,000円」とあり、新制度の対象となる場合は支援金額を授業料から引いた額を納める、と書かれています。

ほかの学校も、各校の募集要項にある授業料(月額)×12か月で、同じように比べられます。


支援金は申請が必要。学校が受け取って授業料と相殺


就学支援金は、申請しないと受け取れません。支援金は家庭ではなく学校が受け取り、授業料と相殺されるしくみです(香川県のページより)。

申請はオンライン(文部科学省の「e-Shien」)または紙で行い、具体的な手続きは入学した学校から案内があります。なお、外国籍など新制度の対象外となる生徒には、「高校生等・新修学支援」という別の制度があります(文部科学省のページより)。



無償化でもかかる費用は?受験料・入学金・施設費は自己負担


就学支援金は授業料だけが対象で、受験料・入学金と、施設費などの月々の納入金は自己負担です。香川県には入学金を5万円軽くする補助(令和8年度時点。世帯年収の目安590万円未満程度)がありますが、受験料は併願する学校の数だけかかります。


受験料は1校13,000〜18,000円、併願2校なら26,000〜36,000円


令和9年度の香川県の私立高校の受験料は、確認できた6校で1校13,000〜18,000円です。2校受けると、受験料だけで26,000〜36,000円になります。


学校

受験料(令和9年度)

高松中央高等学校

13,000円

英明高等学校

14,000円(別途決済手数料)

坂出第一高等学校

14,000円

蓬莱高等学校

15,000円

四国学院大学香川西高等学校

18,000円

大手前丸亀高等学校

18,000円


※出典:香川県「令和9年度香川県内私立中学校・高等学校の生徒募集要項」(https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/43700/r09gaiyou.pdf)、英明高等学校「令和9年度 生徒募集要項」(https://eimei.ed.jp/entrance/recruit_2027/index.html)、大手前丸亀高等学校 令和9年度入学生用 生徒募集要項(https://www.otemae.ed.jp/information/20260826-52424/)。上記以外の学校は、各校の募集要項でご確認ください。

HOPでは併願校を2校受けることをおすすめしているので(くわしくは後半でお話しします)、その場合の受験料の目安が、この26,000〜36,000円です。


入学金はいくら?大手前丸亀は手続の時期で金額が変わる


令和9年度の入学金が確認できたのは、坂出第一高等学校の120,000円(110,000円から変更)と、大手前丸亀高等学校の120,000円または170,000円です。大手前丸亀高等学校は、入学手続をする時期によって入学金が変わります。


大手前丸亀高等学校の入学手続の期間

入学金

2027年1月21日〜2月8日

120,000円

2027年2月9日〜3月19日

170,000円


※出典:大手前丸亀高等学校 令和9年度入学生用 生徒募集要項(https://www.otemae.ed.jp/information/20260826-52424/)

専願の合格者は、1月21日〜2月8日の期間に必ず手続をします。他校と併願する一般入試の合格者も、この期間に納めれば120,000円です。募集要項には、入学金以外の学債・寄付金は一切ないことや、入学金などを減額する特待生制度があることも書かれています。


施設費・進路指導費などの月々の納入金も自己負担


私立高校の月々の納入金には、授業料のほかに施設費・進路指導費・教育充実費などの項目があり、これらは就学支援金の対象外です。英明高等学校や大手前丸亀高等学校の募集要項にも、こうした項目が並んでいます。

ただ、令和9年度の金額まで確認できた学校は、まだありません。入学後の月々の負担は、授業料以外の項目の合計で決まるので、各校の募集要項の「学納金」「月額納入金」などの欄で確かめてください。


香川県の入学金軽減補助(5万円)と奨学のための給付金


香川県には、私立高校の入学金を全日制で5万円軽くする「入学金軽減補助」と、授業料以外の教育費を支援する「奨学のための給付金」があります。どちらも令和8年度時点の内容で、令和9年度分は、2026年11月時点で県のページでは確認できていません。

入学金軽減補助は、保護者の少なくとも1人が香川県内に住んでいて、世帯年収の目安が590万円未満程度の場合に、全日制で入学金が5万円減免されるしくみです(判定は市町村民税の課税標準額にもとづきます)。学校が入学金を減免し、県がその学校に補助する形なので、申請は学校の案内に従って学校へ提出します。減免の方法や時期は、学校ごとに異なります。

奨学のための給付金は、保護者が香川県内に住んでいて、住民税(道府県民税・市町村民税)の所得割の合算額が一定額未満の世帯などが対象です。令和8年度の私立全日制の給付額(年額)は、主に次のとおりです。


世帯の区分(令和8年度)

給付額(年額・私立全日制)

非課税世帯

152,000円

所得割の合算額105,500円未満

50,670円

所得割の合算額182,500円未満

38,000円


※出典:香川県 奨学のための給付金のページ(https://www.pref.kagawa.lg.jp/somugakuji/sigaku/keigen/shogakukyuhukin.html)、入学金軽減補助は香川県 総務学事課のページ(https://www.pref.kagawa.lg.jp/somugakuji/sigaku/keigen/wm2lwo161129132815.html)。生活保護(生業扶助)世帯などの区分もあります。

香川県のページで確認できた私立高校の負担軽減の制度は、就学支援金・入学金軽減補助・奨学のための給付金の3つで、授業料そのものに県独自で上乗せする補助は記載されていませんでした(https://www.pref.kagawa.lg.jp/somugakuji/sigaku/keigen/index.html)。



公立高校の合格発表と私立高校の入学手続、どちらが先?(2027年度の日程)


2027年の香川県公立高校(一般選抜)の合格者発表は3月18日(木)で、確認できた私立高校の一般入試の入学手続の締切(英明高等学校は3月19日まで)はその後に来ます。ただし専願は締切が早く、大手前丸亀高等学校のように手続の時期で入学金が変わる学校もあるため、各校の募集要項で確認が必要です。


2027年の香川県公立高校の合格者発表は3月18日(木)


令和9年度(2027年春入学)の香川県公立高校入試は、一般選抜の学力検査が2027年3月9日(火)、合格者発表が3月18日(木)9:30です。自己推薦選抜の合格者発表は、2月9日(火)9:30です。

※出典:香川県教育委員会「令和9年度香川県公立高等学校入学者選抜要綱」(https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/15088/yoko9.pdf)

公立高校入試のしくみや日程は、「【2027年度入試】香川県公立高校の内申点の計算方法を徹底解説!」でくわしくお話ししています。


確認できた私立高校の試験日・合格発表・入学手続(英明・大手前丸亀)


英明高等学校(A・B・C日程)と大手前丸亀高等学校の令和9年度入試は、どちらも2027年1月中旬に試験、1月20〜21日に合格発表があり、一般入試の入学手続の締切はどちらも3月19日です。ただし大手前丸亀高等学校は、2月9日以降に手続すると入学金が170,000円になります。


学校

出願(インターネット)

試験日

合格発表

入学手続

英明高等学校(A・B・C日程)

2026年12月1日(火)〜12月18日(金)

A日程:2027年1月13日(水)/B日程:1月14日(木)/C日程:1月15日(金)

2027年1月20日(水)16:30

一般:1月21日〜3月19日/C日程の専願:1月21日〜1月29日

大手前丸亀高等学校

2026年12月1日(火)〜12月21日(月)

2027年1月14日(木)

2027年1月21日(木)16:30(Web)

1月21日〜2月8日(入学金120,000円)/2月9日〜3月19日(入学金170,000円)


※出典:英明高等学校「令和9年度 生徒募集要項」(https://eimei.ed.jp/entrance/recruit_2027/index.html)、大手前丸亀高等学校 令和9年度入学生用 生徒募集要項(https://www.otemae.ed.jp/information/20260826-52424/)。英明高等学校にはこのほかにS日程(試験日2027年2月11日)があります。県の資料では日程は「別紙一覧表のとおり」とされており、本記事ではその一覧表を確認できていません。そのほかの学校の日程は、各校の募集要項で必ずご確認ください。

英明高等学校の入学手続は、土日祝日を除く9:00〜16:00に、本校事務室で入学金を納める形です。


併願するなら確認したい3つのこと(専願と一般の締切・入学金の時期・返金)


私立高校を併願するときは、①専願か一般かで変わる手続の締切、②公立高校の合格発表を待ってから手続した場合の入学金、③納めたお金が返ってくるかどうか、の3つを募集要項で確認しておきましょう。

1つ目。専願と一般では、手続の締切が大きく違います。英明高等学校の場合、C日程の専願は1月29日まで、一般は3月19日までです。

2つ目。公立高校の合格発表(3月18日)を待ってから手続をすると、学校によっては入学金が高くなります。大手前丸亀高等学校では、2月9日以降の手続だと入学金は170,000円で、2月8日までの120,000円より50,000円高くなります。

3つ目。「延納」という名前の制度は、英明高等学校・大手前丸亀高等学校の募集要項では見当たりませんでした。納めた受験料・入学金が返ってくるかどうかも学校ごとに扱いが違う可能性があるので、各校の募集要項の「入学手続」の欄などを確認してください。



私立高校の併願校は何校?どう選ぶ?(HOPの考え)


HOPでは、比較的志望度が高い高校と、今の実力で十分合格できる高校の2校を、併願校として受けることをおすすめしています。選ぶときは費用よりも、校風・クラス編成・大学受験の指導方針を重点的に見てください。


併願校は2校がおすすめ(志望度が高い高校+確実に合格できる高校)


私(大沼)がおすすめしているのは、「比較的志望度が高い高校」と「今の実力で十分合格できる高校」の2校を併願することです。1校は「ここに行きたい」と思える学校、もう1校は進学先を確実に確保するための学校、という役割分担です。

え?公立が第一志望なのに、私立を2校も受けるの?と思われるかもしれません。でも、併願校は「もしもの時に通う学校」です。その「もしも」が実際に起きた生徒の話は、このあとお話しします。

受験料は、前半で計算したとおり、2校で26,000〜36,000円が目安です。


費用より、校風・クラス編成・大学受験の指導方針で選ぶ


併願校を選ぶときに重点的に見てほしいのは、費用よりも、校風・クラス編成・大学受験の指導方針の3つです。費用はもちろん検討材料にはなりますが、「高校無償化」のおかげで私立高校にも負担が少なく入れるようになったので、授業料については、そこまで気にする必要はなくなりました。

校風は、その学校の雰囲気や、生徒がどんなふうに過ごしているか。クラス編成は、コースやクラスの分け方です(たとえば英明高等学校には、特別進学・進学・情報・総合の4コースがあります)。大学受験の指導方針は、どんな進路を目指して、どんな指導をしているか、です。


費用より、校風・クラス編成・大学受験の指導方針。


併願校は、もしかしたら3年間通うことになる学校です。だからこそ、校風・クラス編成・大学受験の指導方針が自分に合うかどうかを見てほしいんです。


「どの高校が一番いい?」の答えは、オープンスクールと学校の人の話の中にある


「どの高校が一番いいのか分からない」という質問への私の答えは、「実際にオープンスクールに行ったり、学校関係者と話したりしてください」です。保護者の方から本当によく聞かれる質問なんですが、高校によって校風や指導方針、在籍している生徒の学力などが大きく違うので、外から「ここが一番」とは言えないんです。


「公立に受かるはず」と思って私立を調べなかった生徒の話


公立高校が第一志望でも、私立の併願校こそ事前に自分の目で確かめてほしい。そう強く思うのは、私立高校のリサーチが疎かなまま受験して、進学後に苦しんだ生徒がいたからです。

以前、こんな生徒がいました。

公立高校には合格するものだと思い込んでいて、併願の私立高校のことは、ほとんど調べていませんでした。


まさかの、公立不合格でした。



その後、私立高校に進学しましたが、まったく校風が合わず、退学することになってしまいました。

誤解してほしくないのは、その高校が悪かったという話ではない、ということです。どの高校にも、その高校ならではの校風があり、それが合う生徒もたくさんいます。問題だったのは、進学するかもしれない学校のことを、事前に調べていなかったこと。ここに尽きます。

だから、公立高校が第一志望でも、私立の併願校こそ、オープンスクールに行き、学校の人と話して、自分の目で確かめて選んでほしいんです。



よくある質問(FAQ)


Q. 香川県の私立高校の授業料は無料になりますか?

A. 令和8年度時点の就学支援金で、私立全日制の授業料は所得制限なしで年45万7,200円まで支援され、英明高等学校・坂出第一高等学校の令和9年度の授業料はこの範囲内です。ただし、受験料・入学金・施設費などは対象外で、支援金の申請も必要です。


Q. 私立高校を2校併願すると、受験料はいくらかかりますか?

A. 令和9年度に確認できた受験料は1校13,000〜18,000円なので、2校で26,000〜36,000円です。決済手数料が別にかかる学校もあります。


Q. 公立高校の合格発表より前に、私立高校の入学金を払わないといけませんか?

A. 学校と入試区分によります。2027年の公立一般選抜の合格者発表は3月18日(木)で、英明高等学校の一般入試の手続は3月19日まで、大手前丸亀高等学校は2月8日までの手続なら入学金120,000円、2月9日以降は170,000円です。専願は締切が早いので、各校の募集要項で確認してください。


Q. 納めた受験料や入学金は返ってきますか?

A. 返ってくるかどうかは、学校ごとに扱いが違う可能性があります。出願・手続の前に、各校の募集要項の入学手続の欄などで確認してください。


Q. 公立高校が第一志望でも、私立高校を併願したほうがいいですか?

A. HOPでは、比較的志望度が高い高校と、今の実力で十分合格できる高校の2校を受けることをおすすめしています。公立に合格するつもりでも、もしもの時に通う学校になるので、校風やクラス編成まで調べて選んでください。



まとめ:私立の併願校は「費用」より「中身」で選ぼう


  • 令和9年度は、高松中央・英明・坂出第一・蓬莱・四国学院大学香川西の5校で受験料が上がり、英明・坂出第一は授業料も、坂出第一は入学金も上がります。大手前高松は募集定員が450人から300人に変わります。

  • 授業料は就学支援金(令和8年度時点で所得制限なし、私立全日制は年45万7,200円まで)でほぼまかなえます。受験料・入学金・施設費などは自己負担です(条件により香川県の入学金軽減補助5万円。令和8年度時点)。

  • 2027年の公立一般選抜の合格者発表は3月18日(木)。私立の手続の締切や入学金の時期は学校ごとに違うので、必ず各校の募集要項で確認してください。

  • 併願校は2校。費用より、校風・クラス編成・大学受験の指導方針で選び、オープンスクールに足を運びましょう。


併願校は「もしもの時に通う学校」です。だからこそ、自分の目で確かめて選んでください。


さて、併願校の候補、もう自分の目で見に行きましたか?


関連記事:



※金額・日程は、2026年11月1日時点で確認できた香川県・文部科学省・各校の公表資料にもとづきます。変更があった場合は、各校・各機関の発表を優先してください。最終更新日:2026年11月2日

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