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【2027年度入試】香川の中3生へ。高校入試まで半年を切った今、伸び悩んでいるあなたに伝えたいこと

執筆者の写真: 大沼宏和
大沼宏和
6 日前
読了時間: 9分
夜、デスクライトの下で高校入試に向けて勉強に集中する中学生(イメージ)
画像:PIXTA

※本記事は2026年10月時点の情報(香川県教育委員会「令和9年度香川県公立高等学校入学者選抜要綱」ほか)をもとに、将来展望型学習塾HOPが作成しています。最終更新日:2026年10月26日


香川県公立高校入試の学力検査まで、2026年10月26日から数えて残り134日。もう半年を切りました。

この時期、成績が思うように伸びずに焦っている中3生は少なくないと思います。その焦りの正体は「残りの期間で、本番までに必要な実力をつけられるのか」という不安です。だからこそ、やってきたことを確かめて、まずければ直し、よければ続ける。そして毎日の目標を、一日一日クリアしていくことだけを考えてほしい、というのが私の考えです。

この記事では、香川県高松市の将来展望型学習塾HOP(ホップ)共同代表・大沼が、入試までの日程を確認したうえで、焦りや伸び悩みとどう向き合うか、残りの約4か月半で何をするかを、塾で中3生を見てきた経験からお話しします。保護者の方へのお願いも書きました。ぜひ最後まで読んでください。



2027年の香川県公立高校入試はいつ?学力検査まで半年を切りました


令和9年度(2027年春入学)香川県公立高校入試の一般選抜の学力検査は、2027年3月9日(火)に国語・社会・数学・理科・英語の5教科を1日で行います。自己推薦選抜の検査・面接等は2月2日(火)、一般選抜の合格者発表は3月18日(木)です。


項目

日付

願書登録期間(インターネット出願の登録)開始

2026年12月1日(火)9:00〜(締切は自己推薦選抜が2027年1月21日、一般選抜が2月12日)

自己推薦選抜 検査、面接等

2027年2月2日(火)

自己推薦選抜 合格者発表

2027年2月9日(火)9:30

一般選抜 願書受付期間

2027年2月12日(金)〜2月15日(月)

一般選抜 学力検査(5教科・1日)

2027年3月9日(火)

一般選抜 適性検査、面接

2027年3月10日(水)

一般選抜 合格者発表

2027年3月18日(木)9:30


※出典:香川県教育委員会「令和9年度香川県公立高等学校入学者選抜要綱」(https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/15088/yoko9.pdf)、同「日程表」(https://www.pref.kagawa.lg.jp/documents/15088/nyusinittei9.pdf)。2026年10月13日確認。合格者発表は合否照会サイトでの発表時刻です。

※「願書登録期間」「願書受付期間」「出願関係書類受付期間」はそれぞれ別の期間です。志願変更・出願関係書類受付・追検査などの日程は、上記の要綱でご確認ください。

10月26日から数えると、一般選抜の学力検査まで134日、自己推薦選抜の検査まで99日。12月1日には願書のインターネット登録も始まります。こうして日付を並べてみると、急にドキッとしませんか?

「点数が伸びない」「まだ本気になれない」「もう間に合わないかも」――。そんな声が、頭の中で聞こえてきた人もいるかもしれません。



中3の2学期、成績が伸びない・焦ってしまうのはなぜ?


中3の2学期に感じる焦りの正体は、「入試までの残り期間で、本番までに伸ばさなければならない実力(または維持しなければならない実力)を、本当につけられるのか」という不安だと、私は考えています。そして、本気で勉強していても、その成果はすぐには点数に表れず、遅れて現れることが多い、というのが私の実感です。

残りの日数を数える。目標までの点数を数える。そして「これ、届くのか?」と考えてしまう。焦りって、だいたいこの繰り返しなんですよね。

ここで、私が塾で生徒を見てきた実感をお話しします。本気で勉強しだしてから、それが目に見える結果になるまでには、最短で2か月、普通で3か月、長いと4か月かかります。

え?4か月もかかるなら、もう間に合わないんじゃないの?と思われるかもしれません。

計算してみましょう。10月の終わりに本気になったとして、2か月後は12月の終わり、3か月後は1月の終わり、4か月後でも2月の終わりです。どれも、3月9日の学力検査より前なんです。

もちろん「必ず間に合う」とは言えません。でも、成果が見えない2か月の間にやめてしまったら、その「遅れてくる成果」は受け取れません。

では、焦りを感じたらどうすればいいのか。毎年この時期、私が中3生にかけている言葉があります。


「やっているつもりになってないか、意味あることができているか、やってきた内容を一緒に確認しよう。まずいところは修正して、良いところは継続しよう。それでOK。」


間に合うかどうか分からないから、不安になる。だったら、まずは今やっていることが本当に意味のあることなのかを、確かめればいいんです。まずければ直す。よければ続ける。焦りを、やるべきことに変えていきましょう。



伸び悩んでいる中3生へ:塾長が見てきた「巻き返し」と、自分の受験期のこと


HOPには、特別なことは何もせず、塾のプリントと宿題に徹底して取り組んで、入試本番で大きく点数を伸ばした生徒がいました。その生徒の話を、少し詳しくお話しします。

その生徒は、志望校に合格するために、「学習の診断」(通称:診断テスト。中学校で受ける模試で、中3は年7回あります)の得点を20点上げる必要がありました。

変わり始めたのは、部活を引退した8月くらいから。

毎日、学校が終わったら塾へ。夜22時に塾が閉まるまで。土日は朝9時から夕方18時まで。

やっていたのは、塾のプリントと宿題。それを、徹底して。

2か月、3か月たったころ、ようやく少しずつ、目に見える形になってきました。


そして、入試本番。


――爆発しました。



この話でいちばん伝えたいのは、「特別なことはしていない」というところです。8月に本気になって、目に見えてきたのが2〜3か月後。さっきの「最短2か月、普通3か月」の話、そのままなんです。結果が見えなかった時期にやめていたら、本番の「爆発」はなかったかもしれません。


では、私(大沼)自身の受験生時代はどうだったのか。大沼少年はさぞ焦って、眠れない夜を・・・と書きたいところなんですが、正直に言うと、そんなに焦った経験がないんです。すみません笑


なぜ焦らなかったのか。後になって振り返ってみると、目の前のことを1つずつこなすことに集中していた(たまたま?)のが、焦らずに勉強できた要因だったのかな、と思います。

巻き返したあの生徒と、大沼少年。全然違う2人ですが、共通しているのは、目の前のことを1つずつ積み重ねていたことです。



受験まで残り約4か月半、中3生が今できることは?


残りの約4か月半でHOPが中3生に伝えているのは、英語・数学中心だった勉強の比重を、少しずつ理科・社会へ移していくことです。たとえば夏に「英数:理社=8:2」だったら、7:3、6:4と理社を少しずつ大きくしていき、受験直前には2:8(なんなら1:9)くらいの割合で勉強するように言っています。

え?英語と数学はもうやらなくていいの?と思われるかもしれません。そうではありません。英数をやめるのではなく、勉強の「配分」を少しずつ理社に寄せていく、という話です。

なぜ理社なのか。英数と比べて、理社のほうが暗記する項目が多く、学習範囲も狭いぶん、かけた時間に対して点数が上がりやすいと私は考えているからです。

だから、診断テストの点数が思うように上がっていなくても、落ち込みすぎないでください。理社の詰め方次第で、まだまだ点数アップの可能性はあります。

香川県統一模擬試験(通称:かとうもし)の中3の回は、12月13日(日)の第5回(公開試験)と、1月9日(土)〜17日(日)の直前回の、残り2回です(かとうもしは塾などで受ける模試で、中学校で受ける診断テストとは別のテストです)。


回

実施期間

第5回(公開試験)

2026年12月13日(日)

直前回

2027年1月9日(土)〜1月17日(日)


※出典:かとうもし事務局(中央教育研究所株式会社内)公式サイト(https://www.moshi.co.jp/)。2026年10月13日確認。公式サイトに「テスト実施日は各塾の担当者に問い合わせ」とあり、期間内のどの日に受けるかは塾ごとに異なります。

残りの2回は、理社の比重を移してきた成果を確かめる節目として使ってください。

2学期の成績も大切です。香川県の入学者選抜要綱では、「調査書の学習の記録と学力検査の成績は、同等に扱う」とされています。内申点の計算方法は「【2027年度入試】香川県公立高校の内申点の計算方法を徹底解説!」で詳しくお話ししています。



中3の子どもが伸び悩んでいるとき、保護者にできることは?


伸び悩んでいる中3のお子さんの保護者の方にお願いしたいのは、テストや模試の結果ばかりを見ずに、温かいご飯と布団を用意して迎えてあげることです。お子さんが頑張って勉強しているなら、その成果は遅れて現れることが多い、というのが私の経験だからです。

点数や判定だけを見て責めない。続けていることそのものを認めてあげる。他の子やきょうだいと比べない。どれも、言うのは簡単でも、実際にはなかなか難しいことだと思います。

それでも、成果が目に見えるまでの2か月、3か月は、結果が出ないまま頑張り続ける時期です。夜遅くに帰ってきたお子さんには、まずは温かいご飯を。そして、ぐっすり眠れる布団を。それがいちばんの応援になると、私は思っています。



よくある質問(FAQ)


Q. 2027年の香川県公立高校入試はいつですか?

A. 令和9年度(2027年春入学)の一般選抜の学力検査は2027年3月9日(火)、適性検査・面接は3月10日(水)、合格者発表は3月18日(木)です。自己推薦選抜の検査・面接等は2月2日(火)、合格者発表は2月9日(火)です。


Q. 中3の秋から頑張っても、高校入試に間に合いますか?

A. まだできることはあります。私の指導経験では、本気で勉強しだしてから成果が目に見えるまで最短2か月・普通3か月・長くて4か月ほどで、10月下旬から始めても、成果が見え始めるのは学力検査(3月9日)より前の12月下旬〜2月下旬です。必ず間に合うとは言えませんが、だからこそ今日から始めることが大切です。


Q. かとうもし(香川県統一模擬試験)は、この後あと何回受けられますか?

A. 中3の回は、12月13日(日)の第5回(公開試験)と、1月9日(土)〜17日(日)の直前回の残り2回です。期間内のどの日に受けるかは塾ごとに異なります。


Q. 内申点と学力検査は、どちらが大事ですか?

A. 香川県の入学者選抜要綱では、調査書の学習の記録と学力検査の成績を同等に扱うとされています。内申点の計算方法は内申点の記事で詳しく解説しています。


Q. 「診断テスト」と「かとうもし」は何が違いますか?

A. 診断テストは中学校で受ける模試で、中3は年7回あります。かとうもし(香川県統一模擬試験)は塾などで受ける模試で、中3の回は2026年12月以降に残り2回です。



まとめ:最後に、いま焦っている中3のあなたへ


令和9年度香川県公立高校入試の一般選抜の学力検査は2027年3月9日(火)、10月26日から数えて残り134日です。焦りの正体は「残りの期間で必要な実力をつけられるのか」という不安です。そして私の経験では、勉強の成果は遅れて現れることが多い。だからこそ、英数から理社へ少しずつ比重を移しながら、やってきたことを確かめて、続けていきましょう。

志望校選びの参考に、香川県内の高校紹介の記事もどうぞ:香川県立高松高等学校/高松市立高松第一高等学校/香川県立高松桜井高等学校/香川県立高松西高等学校/香川県立高松商業高等学校(進学実績編・校風・入試編)/香川県立三木高等学校

大沼少年が焦らずにいられたのは、目の前のことを1つずつこなしていたから、だったのかもしれません(たまたま?笑)。巻き返したあの生徒も、特別なことはせず、毎日のプリントと宿題をやり切っていました。

だから最後に、これだけ伝えさせてください。


目標に応じて定めた毎週(毎日)の目標を、一日一日クリアすることだけ考えて。雑念は捨てましょう。


さて、今日の目標、もう決まっていますか?


※入試日程は香川県教育委員会「令和9年度香川県公立高等学校入学者選抜要綱」、かとうもしの日程は実施団体の公式サイトにもとづきます(いずれも2026年10月13日確認)。変更があった場合は、各実施団体の発表を優先してください。最終更新日:2026年10月26日

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