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高松第一高校の進学実績・校風を徹底解説〜校舎建て替えで人気急上昇中の市立進学校〜

  • 執筆者の写真: 大沼宏和
    大沼宏和
  • 8月28日
  • 読了時間: 6分
高松第一高校の校舎(2024年3月に建て替え完了)
画像:高松第一高校の校舎(2024年3月の建て替え完了後に撮影/Wikimedia Commons/CC0)

※本記事は2026年8月時点の情報をもとに、将来展望型学習塾HOPが作成しています。最終更新日:2026年8月


香川県内唯一の市立高校である高松第一高校(通称:一高)について、直近3年間の旧帝大合格者数から、近年の人気上昇の背景、校風、独自の特徴、定期テストや実力テストの難易度まで詳しく解説します。結論から言うと、高松第一高校は令和3年度から令和6年3月にかけて校舎・体育館・運動場のすべてを建て替えた「ハード面が大きく進化した」学校であり、それに呼応するように

旧帝大合格者数も直近3年間で9名→18名→20名と着実に伸びています。

HOP独自の入試データで見ても、

必要な合計点は県内トップ校・高松高校とわずか10点差まで迫っており、まさに今、人気と難易度がともに上昇している「伸び盛りの進学校」と言えるでしょう。



直近3年間の進学実績


旧帝大合格者数

高松第一高校の直近3年間の旧帝大(北海道・東北・東京・名古屋・京都・大阪・九州の7大学)合格者数は以下の通りです。


卒業年度

旧帝大合格者数

2026年3月卒

20名(現役11・既卒9)

2025年3月卒

18名(現役14・既卒4)

2024年3月卒

9名


※出典:高松第一高校公式サイト「進路状況」内の合格者数資料(2026年4月6日時点)より


2024年3月卒から2026年3月卒にかけて、旧帝大合格者数は2倍以上に増加しています。特に大阪大学・京都大学への合格者が着実に出ており、難関大学への実績が右肩上がりであることが読み取れます。


国公立大医学部医学科合格者数

国公立大学医学部医学科の合格者数は以下の通りです。


卒業年度

医学部医学科合格者数

2026年3月卒

5名(現役4・既卒1)

2025年3月卒

3名(現役1・既卒2)

2024年3月卒

2名


※出典:高松第一高校公式サイト「進路状況」内の合格者数資料(2026年4月6日時点)より


こちらも2024年3月卒の2名から2026年3月卒の5名へと着実に増加しており、旧帝大合格者数の伸びと同じ傾向が見られます。



校舎建て替えと入試難易度の上昇


高松第一高校は近年、施設面で大きな変化を遂げました。校長のあいさつ文によると、令和3年度に校舎棟、令和5年度に体育館棟が完成し、令和6年3月には運動場の整備も終え、すべての建て替え工事が完了しています。新しい校舎棟には5階までの吹き抜けやプレゼンテーションステップ、ラウンジスペース、課題研究室など、他校には見られない特色ある施設が数多く設けられており、体育館棟にはバスケットボールコート3面分のメインアリーナも備わっています。


このハード面の刷新は、受験生からの人気にも表れています。HOPが独自に作成している香川県内公立高校の入試データ(学力試験250点満点・内申点220点満点、合計470点満点における「安全圏」の目安)を見ると、次のような結果になっています。


高校

学科

学力試験

内申点

合計点

高松(高高)

普通

210

200

410

高松第一(一高)

普通

200

200

400


※出典:HOP独自資料「香川県内公立高校入試のしくみ」(2025年度版)より抜粋。この数値はあくまでHOP独自の指標であり、絶対的なものではありません。


高松高校とのその差はわずか10点。かつては差が大きく開いていた両校ですが、校舎建て替えによる人気上昇も後押しし、入試で求められる難易度が高松高校にかなり近づいてきているのが現状です。合格実績の伸びと合わせて考えると、高松第一高校は今まさに「伸び盛り」の進学校だと言えるでしょう。



高松第一高校の校風・学校の雰囲気


高松第一高校の教育理念は「自主と自律に拠る自由の精神を備えた人間の育成」です。県内唯一の市立高校として、地域とともに歩みながら独自の校風を育んできました。同窓会組織「桜紫会」は1953年(昭和28年)設立で、関東・関西などに支部を持ち、卒業生同士のつながりを保っています。


また、高松第一高校には普通科に加えて音楽科(芸術コース・教育コース)が設置されており、進学実績だけでなく芸術分野でも独自の存在感を持つ学校です。



高松第一高校独自の特徴


高松第一高校は1928年(昭和3年)創立の伝統校で、間もなく創立100周年を迎えます。前身は大正4年(1915年)設立の高松市立実科高等女学校で、学制改革を経た高松第二高等学校と1949年(昭和24年)に統合し、現在の高松第一高等学校となりました。


普通科には文理コース・国際文科コース(難関国公立大の文系選抜)・特別理科コース(難関国公立大の理系選抜)・美術専門コースが設置されており、進路希望に応じた多様な選択が可能です。また、令和6年度末には文部科学省のSSH(スーパーサイエンスハイスクール)第4期の指定を受けており、研究指定17年目を迎える理数教育の強豪校でもあります。


学校行事も盛んで、5月には体育祭、9月には学園祭「一高祭」(2026年は9月5日開催で第78回を数える伝統行事)が行われます。音楽科の定期演奏会(10月)や卒業演奏会(12月)も、地域で親しまれている名物行事です。部活動では吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクール全国大会に十数回出場するなど全国レベルの実績を持つほか、硬式野球部の甲子園出場歴もあります。


浪人生向けの「補習科」も設置されています。HOPが独自に把握している人数では、2024年度が5名、2025年度が15名と年によって変動がありますが、規模としてはおおよそ10名前後で推移しています。



定期テスト・実力テストの難易度


高松第一高校の定期テストは、高松高校ほどではないものの、教科書や傍用問題集に掲載されていない応用的な問題が複数出題されることもあり、平均点は60点前後になることが多いというのがHOPの現場で把握している実感です。


校内実力テストは、3年生では「校内模試」、1・2年生では「学力テスト」と呼ばれています。学力テストは夏休みなどの長期休み明けに行われ、長期休みで出された宿題をきちんとこなしていれば、十分に得点できます。しかし、3年生の場合はまさに「実力テスト」で、実際の入試問題を交えた非常に難易度の高いテストです。平均点は40点前後になることがほとんどで、日頃の定期テストとは一線を画す実践的な内容になっています。



よくある質問(FAQ)


Q. 高松第一高校は毎年何名くらい旧帝大に合格していますか?

A. 直近3年間は9〜20名で推移しており、年々増加傾向にあります。


Q. 高松第一高校の人気は上がっていますか?

A. 令和3年度から令和6年3月にかけて校舎・体育館・運動場のすべてが新しく建て替えられ、それに伴って人気・難易度ともに上昇しています。HOP独自の入試データでも、必要な合計点は高松高校とわずか10点差まで迫っています。


Q. 高松第一高校の定期テスト・実力テストは難しいですか?

A. 定期テストの平均点は60点前後、実力テスト(校内模試・学力テスト)は40点前後になることが多く、難易度は高めです。


Q. 高松第一高校には浪人生向けの制度がありますか?

A. 「補習科」という制度があり、年によって変動しますがおおよそ10名前後の規模で運営されています。



まとめ


高松第一高校は、旧帝大合格者数が直近3年間で9名から20名へと大きく伸び、国公立大医学部医学科の合格者数も着実に増加している、勢いのある進学校です。令和3年度から令和6年3月にかけて校舎・体育館・運動場のすべてが新しく建て替えられ、それに伴って人気・入試難易度ともに上昇し、HOP独自のデータでは県内トップ校・高松高校との差はわずか10点まで縮まっています。1928年創立の伝統と「自主と自律」の精神、音楽科という独自の特色を持ちながら、今まさにハード・実績の両面で進化を続けている学校だと言えるでしょう。


香川県内トップ校である高松高校の進学実績・校風については、こちらの記事もあわせてご覧ください。

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