
高1の頃はほとんど気にしていなかった「模試の成績」ですが、高2になってくると少しずつ気になりますよね・・・
今回は模試の成績の中でも特にインパクトの強い「判定」について説明したいと思います。
模試の判定は志望校の合格可能性を表している
進研模試などの成績表に書いてある「A~E」のアルファベットは、志望校の「合格可能性」を表しています。
「A」は合格可能性80%以上を意味し、「B」は60~80%、「C」は40~60%、「D」は20~40%、「E」は20%未満です。
神戸大学なら「E」でも合格可能性アリ!
もしあなたが神戸大学を志望している場合、高2の1月にある進研模試で「Dに近いE」なら十分合格の可能性があります。
なぜなら、学力は下のグラフのような上がり方をするからです。
高3の11月のマーク模試で「E」だとしても、12月、1月で学力が急上昇する受験生を我々は山ほど見てきました。

香川大学なら「C」取れてないとキビシイ
ただし、それが香川大学なら話は別です(医学科は除く)。
中堅国公立大学で判定が「E」ということは、「勉強の仕方がまるで分かっていない」状態だからです。
「勉強の仕方がある程度分かる」状態になるまで、最低でも3か月はかかります。
その3か月を、高3になるまでに済ませておくことが必要なんです。
あなたはどこを志望していますか?
その他の大学(学部・学科)について知りたい方は、下記の表を参考にしてみてください!
早めに手を打てば、十分合格のチャンスあり!
○地方国公立大学群
志望校 | 高2・1月 | 高3・11月 |
香川大(医学科除く) | C | B |
香川県立保健医療大 | C | B |
岡山大(医歯薬除く) | D | C |
広島大(医歯薬除く) | D | C |
愛媛大(医学科除く) | C | B |
徳島大(医歯薬除く) | C | B |
高知大(医学科除く) | C | B |
山口大(医・獣医除く) | C | B |
○難関大・難関学部
志望校 | 高2・1月 | 高3・11月 |
旧帝大 | Dに近いE | D |
地方国公立大・医歯薬 | Dに近いE | C |
神戸大 | Dに近いE | D |
横浜国立大 | Dに近いE | D |
筑波大 | Dに近いE | D |
地方国公立大・獣医 | Dに近いE | C |
※上記の表の「判定」は「最低ライン」です。「最低ライン」を超えていても不合格になる可能性はありますので、十分注意してください。
※模試の解答形式が「マーク型」か「記述型」かでも判定の出方は変わります。
※「高2・1月」は、高校2年次の1月に開催される「進研模試」を表し、「高3・11月」は、高校3年次の11月に開催される「駿台・ベネッセ共催マーク模試」を表します。
※「旧帝大」は、北海道・東北大・東京大・名古屋大・京都大・大阪大・九州大の7つの国立大学群を指す通称です。
さらに詳しいお話をお聞きになりたい場合、こちらの「お悩み相談フォーム」に大学名や学部・学科等をご入力ください。
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